福井県・・・1.若狭三方縄文博物館

若狭三方縄文博物館
           初代館長  梅原 猛
若狭三方縄文博物館[DOKIDOKI館]は平成12年4月に開館いたしました。これは若狭町がつくった、縄文をテーマにした博物館で、この町から縄文に関するいろいろな情報を発信し、縄文を基点にしたまちづくりをしようとするための施設です。
 若狭三方縄文博物館は、低湿地遺跡として広く知られている鳥浜貝塚を検証し、その文化を継承していくこと、さらに縄文から学ぶという姿勢をもつこと、この2本柱のもとに建設が計画されました。
 私は日本文化の基層には縄文文化があると考えていますが、このことを認識することにより、いま私たちが抱えている環境問題をはじめとした諸問題に光をあてることができるのではないかと考えています。そうしたことから、いま縄文に目を向けることが必要であると思い、縄文博物館の館長をお引き受けいたしました。
 三方湖のほとりに開館いたしましたこの博物館は、環境考古学の視点による展示も設けられており、環境を考える博物館としても発信をしていきたいと思っております。
 このホームページをご覧のうえ縄文博物館を訪れていただき、縄文に関してより深く認識していただければ、また少しでも縄文文化の理解にお役立ていただければ幸いです。

                        
初代館長  梅原 猛

   ---若狭三方縄文博物館 コンセプト---
 近年、青森県三内丸山遺跡や富山県桜町遺跡をはじめとする日本各地で貴重な出土遺物の発見が相次ぎ、人々の縄文文化への関心が非常に高まっています。
 福井県若狭町の鳥浜貝塚は、昭和37年に初めて調査の手が加えられ、およそ四半世紀・10次にわたる発掘調査が行われました。また、早くから自然科学などさまざまな分野との共同調査・研究がなされ、その成果と出土遺物は旧来の縄文のイメージを塗り替えるきっかけともなりました。
 若狭三方縄文博物館【DOKIDOKI館】は、この鳥浜貝塚の紹介をはじめとして、「縄文」をいろいろな方向からとらえることにより、より多くの方々に縄文に関心を持っていただき、縄文文化を後世に伝え、またそれをとおして私たちが今生きている時代を見つめなおすきっかけとなるような場所でありたいと考えています。
(若狭三方縄文博物館[DOKIDOKI館]ホームページより抜粋)















































































































































































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