18.愛知県(2)
 3.名古屋市守山・志段味地区
1.勝手塚古墳と勝手社(かってづかこふん と かってしゃ)
 勝手塚古墳(かってづかこふん)は上志段味(かみしだみ)地区に点在する志段味古墳群のひとつ。前方部が小さい帆立貝式前方後円墳で、全長53m、後円部は直径39m、高さ6.5m、前方部は長さ14m、幅21m、高さ2.3m。 後円部は墳頂に勝手社が置かれているが、現在も一部に痕跡が見られる事から2段築造であったと考えられている。内部主体は不明。周辺を整備した際に円筒埴輪須恵器片が出土しており、従来は5世紀の築造と考えられていたが、最近では6世紀との説も出されている。2008名古屋市教育委員会が行なった調査で、墳丘を囲む円筒埴輪列の一部が残存している事が確認された。かつては周濠が二重に巡らされていたと伝わるが、現存するのは西から北にかけての内濠の一部とそれを囲む周堤のみ。


























18.愛知県(2)
3.名古屋市守山・志段味地区
1.勝手塚古墳と勝手社(かってづんこふん と かってしゃ)・・・おしまい
-------次は志段味 大塚古墳につづく-------