17.愛知県(2)
 名古屋市史跡・・・・愛知県名古屋市南区の笠寺公園内
 1.見晴台遺跡
(みはらしだい いせき)

457-0026愛知県名古屋市南区見晴町47

笠寺台地の南端に位置し、最古で約2万年前の旧石器時代石器が見つかっている他、縄文時代の物とされる土器片なども発見されているが、昭和16年(1940)に銅鐸を模した「銅鐸形土製品」と呼ばれる土器片が発見された事からその名を知られる様になった。戦後、公園整備計画が持ち上がり、それに伴い昭和39年(1964)に調査が行なわれた結果、弥生時代に作られた東西約120メートル、南北約200メートル、幅・深さとも約4メートルの環濠に囲まれた集落跡が発見された。この集落自体は200年ほど続いたと考えられており、現在までに200軒以上の竪穴住居跡が重なりあった形で発見されている。 また、それ以降も集落が存在したほか笠寺観音の寺領となった時期などもあり、平安時代から室町時代にかけての陶器などが見つかっている。近代になってからは太平洋戦争時に高射砲6基が設置され、その内2基分の土台が残されている。






































17.愛知県(2)
 名古屋市史跡・・・・愛知県名古屋市南区の笠寺公園内
 1.見晴台遺跡
(みはらしだい いせき)・・・・・おしまい