17.愛知県(2)
3.豊田市地区 
2.樫尾1号墳(かしお 1号墳)
(豊田市郷土資料館庭園内移築古墳)
  現在の豊田市は、元の中心部の挙母(ころも)は、近代以前は三河国加茂郡に属し、江戸時代には挙母藩内藤氏2万石の城下町1951年、挙母市(ころもし)として市制を敷いたが、19591月1日をもって豊田市に改名。挙母(ころも)には大小260の古墳が確認されているそうです。この資料館内に移築された「樫尾1号墳」は豊田市野見山町(豊田市の北東部・矢作川の河段丘陵地)から団地整地に伴って移築されました。直径10mの横穴式円墳で、墳丘の裾に外護列石で墳墓が崩れない様な工夫がされています。古墳時代も最後の頃の8世紀前半と推定されています。