(2)埼玉県・さきたま古墳群公園
11.愛宕山古墳(あたごやまこふん)
愛宕山古墳(あたごやまこふん)は、埼玉県行田市の埼玉古墳群に属する前方後円墳。墳丘長53メートル 後円部径30メートル 高さ3.4メートル 前方部幅30メートル 高さ3.3メートル。埼玉古墳群中、最小の前方後円墳。発掘調査が行われた範囲が狭いので、古墳全体の形の復元は今のところ困難とあります。周濠は方形で二重にめぐっていると見られる。造り出しはないとみられる。一部が発掘調査され、円筒埴輪、朝顔形埴輪、大刀形埴輪、男子人物埴輪(髪の結い方が判別できるものや、冑をかぶった武人)などが出土。これらの埴輪の形式から、築造時期は6世紀中頃だと言われています。埋葬施設は未調査。別名・愛宕塚古墳。1968年の発掘調査において当初の予定は愛宕山古墳であったそうですが、前方部が失われ、残された後円部も崩壊の危険があった稲荷山古墳の方が先に発掘されることになった経緯があり、取り残されているそうです。
手前の草むらは環濠?
墳墓の上に木が生い茂り、全体像は分かりませんでした。
11.愛宕山古墳(あたごやまこふん)
おしまい