(2)埼玉県・さきたま古墳群公園
7.奥の山古墳
奥の山古墳(おくのやまこふん)は、埼玉県行田市埼玉古墳群にある前方後円墳墳丘長70メートル 後円部径43メートル・高さ6.8メートル 前方部幅47メートル・高さ7.4メートル 埼玉古墳群の中では2番目に小さい前方後円墳で、この古墳群の前方後円墳の中で唯一、一重の盾型周濠とされてきたが、2007発掘調査で外堀が確認され、同古墳群の他の前方後円墳同様、二重の周濠である。

大正年間まで戸場口山古墳が残っており、中の山古墳とこの古墳と共に渡柳三大墳と呼ばれていて、最も北側(奥)にあるのでこの名がある。1968に内堀を発掘調査時に出土した埴輪などから、古墳の築造年代は6世紀の中頃と考えられている。円筒埴輪、馬形埴輪、騎馬像形埴輪、盾形埴輪等が採取
されている。










左奥は鉄砲山古墳




7.奥の山古墳   
           おしまい