(2)埼玉県・さきたま古墳群公園
4.将軍山古墳(しょうぐんやまこふん) 前方後円墳 全長90m 高さ8.4m
後円部に横穴式石室の内部が見学できる展示館が設置されていました。 さきたま古墳群では比較的新しく古墳時代後期の6世紀末から7世紀に築造されたためか、大陸の文化が色濃く残る品々とくに、馬具や馬兜(ばちゅう)の他、使い方が分からず「蛇行状鉄器」と呼ばれていた物が、実は馬の鞍の後ろに付ける「旗竿金具」と言う高句麗由来の特殊な飾り金具だったそうです。このほかこの墳墓には造りだしを初め、中段と上段の全周を取り巻いて円筒埴輪が飾り付けられていました。夏なので草が生い茂り、全部が見れなかったのは残念です。
稲荷山古墳の南にある梅津か古墳など小円墳跡地から見た、将軍山古墳全景。
将軍山古墳の造りだし部。靫(ゆぎ)=矢入れる道具の埴輪が立ててありました。手前は環濠。
将軍山古墳の前方部側面。三段築成に見えますが、2段築成だそうです。
将軍山古墳には環濠があり、近づけません。
前方部から後円部を見たところ。全長90mです。
前方部高さ8.2m。2段築成。
さきたま古墳公園には至る所に案内表示板や説明板が完備されていました。
後円部に横穴式石室の内部が見学できる展示館が設置されていました。
円筒埴輪が飾り付けられていましたが、夏なので草が生い茂り、全部が見れなかったのは残念です。
中段の円筒埴輪
二子山古墳。
将軍山古墳からみた丸墓山古墳。
将軍山古墳の裾の向こうは稲荷山古墳の後円部。
4.将軍山古墳(しょうぐんやまこふん)
おしまい