(10)群馬県太田市内ケ島町1606-1
   1.太田天神山古墳(おおたてんじんやまこふん)

 太田天神山古墳(おおたてんじんやまこふん)は、群馬県太田市にある古墳時代中期から後期に造られたと推定される、関東地方最大の前方後円墳(前方部は南南東向き)。国の史跡に指定されている。大きさは、全長約210メートル、後円部直径約120メートル、前方部前幅約126メートル、後方部長さ約90メートル、後円部高さ約16.8メートル、前方部高さ約12メートルで、平地に造営された関東地方最大の前方後円墳である。墳丘は前方部が二段築成、後円部が三段築成で、渡良瀬川水系の石を用いた葺石をともない、周囲には2重の周濠を有する。周濠を含む古墳の領域は、長さ約353メートル幅約288メートルにも及ぶ。また、発掘調査により見つかった円筒埴輪形象埴輪(水鳥埴輪)などの遺物や、石棺の技法および古墳の築造方法など遺構の検討より、およそ5世紀中頃から後半に造られたものと推定される。主体部分である被葬者の埋葬施設は、後円部東南側に凝灰岩製の長持形石棺の底石が露出しており、盗掘された痕跡がある。封土に若干毀損された箇所があるとはいえ、旧態をよく保持し、東国古墳文化の様相を示す貴重な考古資料であるとして、 19411月27昭和16年)に国の史跡に指定された。なお、「天神山」の名は後円部の上に、古くは天神様を祭る天満宮の社があり、これに由来する。





































































(10)群馬県太田市内ケ島町1606-1
   1.太田天神山古墳(おおたてんじんやまこふん)・・・・・おしまい
----------------------次は、女体山古墳 に続く----------------
(8)群馬県高崎市・保渡田古墳群 上毛野(かみつけの)はにわの里公園内
          1.八幡塚古墳・・・・・2009.05.05
          2.二子山古墳・・・・・2009.05.05

(9)群馬県高崎市・倉賀野古墳群   
          3.大鶴巻古墳・・・倉賀野町丙下正六・・・・・2009.05.05

           4.小鶴巻古墳+5.浅間山(せんげんやま)古墳・・2009.05.05