長野県千曲市 埴科古墳群(はにしな こふんぐん)

 2.川柳(せんりゅう)将軍塚古墳

  埴科古墳群(はにしなこふんぐん)とは、長野県千曲市(旧埴科郡)にある4つの前方後円墳の総称。4基の古墳が一括して国の史跡に指定されている。埴科古墳群の中で最も著名な森将軍塚古墳は、近接する有明山将軍塚古墳と麓にある森将軍塚古墳館長野県立歴史館を合わせて「科野の里歴史公園」として整備されている。森将軍塚古墳は昭和46年(1971)に国の史跡に指定され、有明山将軍塚古墳、倉科将軍塚古墳、土口将軍塚古墳は平成19年(20072月6日付けで追加指定された。これら史跡に指定された4基以外にも、周辺には斎場山古墳・坂山古墳・堂平古墳群・笹崎山古墳・北山古墳など数多くの古墳が残されている。

川柳将軍塚古墳森将軍塚古墳の千曲川対岸(西方)に位置し、全長93mの前方後円墳、5世紀前後ごろ造られたといわれている前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)。全長91m ・後円部 径42m、高さ8.4m ・前方部 幅31m、高さ5.5m ・森将軍塚とともに、大和朝廷(やまとちょうてい)の勢力下にあった豪族(ごうぞく)の墓ではないかと考えられている。この古墳のに位置する姫塚古墳は全長31mの前方後円墳で、湯ノ入山頂先端にあります。5世紀前後の築造と考えられています。


































埴科古墳群(はにしな こふんぐん) 2.川柳(せんりゅう)将軍塚古墳
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