岐阜県南濃町海津(海津西隣)東天神古墳(とうてんじん)
岐阜県史によると西から東に広がる扇状地に位置する古墳群で、18基の古墳が存在していたとのことです。今は消滅している狐山古墳からは三角縁神獣鏡が発掘されたそうで、4世紀ごろ作られたといわれています。
古墳時代以前には岐阜県では珍しい「庭田貝塚」が岐阜県下唯一の海水産貝塚で、中でも、「羽沢貝塚」は故・小川栄一氏によって明治43年に発見された。遺跡は、西南の部分に東西約30m、南北約70mの範囲にわたって、斜面を中心として貝殻の散布するのが見られる。貝塚を構成する貝類は、マガキが主で、それにアカニシ、ハマグリ、レイシ、オオノガイ、シジミ、サルボウなどである縄文前期から後期にいたるまでの長期にわたっての縄文遺跡で,縄文時代,貝塚,貝殻が有り、明治43年、小川栄一氏が、この地に貝殻の散布しているのを発見し、貝塚の存在が明らかにされた。遺跡地の表面に分布する貝塚の状態からすると、貝塚は東西約20m、南北約30mの範囲内に形成されていて、貝類はヤマトシジミ、を主とし、カキ、ハマグリなどを混えている。主な出土品は、土器と石器である。歴史,縄文時代,貝塚,貝殻は、一部高須歴史民俗資料館に展示されています。
海津町庁舎の西側に在ります。
東天神社 正面
東天神社境内
発掘調査報告書の見取り図A沿って入って行った所、いきなり葺石のようなものが露出。
墳丘のような、環濠のような??
神社の横にも墳丘らしいものがありますが古墳かどうかわかりませんでした。
神社の後にも墳丘らしいが○号墳とは書いてありませんでした。
岐阜県南濃町教育委員会 1981年発行の「東天神古墳群」 6・7・8号墳 発掘調査報告書の見取り図
見取り図をみていても、何が何だかさっぱりわからない古墳群でした。
海津・東天神古墳(とうてんじん)
おしまい