講演会「はやぶさ・はやぶさ2と未来の科学」
講師・はやぶさ科学チーム研究員 廣井孝弘氏

主催・NPO法人羽島の未来を築く会・岐阜県発明協会羽島支部合同講演会

時・2013.11.16午後3時30墳〜5時30分    所・羽島市立竹鼻中学校 体育館
急遽決まった竹鼻中学校体育館での講演会---急遽講演会場を探しましたが、文化センターは予約できず、なんとか市役所前の竹鼻中学校体育館をお借りすることができました。
  「NPO法人羽島の未来を築く会」副理事長の森 正智氏は今回の講師・ 廣井孝弘氏とは岐阜北高校時代の同級生。廣井氏は各務原市出身。東大の理学部で宇宙工学・隕石の研究後、日本を後にして1990年にブラウン大学・NASAジョンソン宇宙センターに所属して、小惑星と隕石の関係を研究。月の「兔」は「宇宙風化」によるものと言う説を唱え、大論争を巻き起こし、日本が独自で開発した、太陽系惑星・「いとかわ」に向けて、世界で初めて打ち上げた、着陸鉱物採集船「はやぶさ」が持ち帰って来た惑星「いとかわ」の地表の微粒子鉱物の分析を担当。廣井氏の「宇宙風化説」を立証し、隕石学に多大な貢献をされておられる、廣井氏を羽島にお迎えしてお話を聞きました。「はやぶさ」の地球帰還にさいして、『もう駄目だ!!』と何回も地球への帰還の危機を乗り越え、なんとか地球に戻ってきたものの、最後は大気圏で、炎に包まれて燃え尽きる「はやぶさ」。一般公開されていないはやぶさ炎上の映像を見せて頂き、またもや涙しました。廣井氏は「はやぶさ」が持ち帰ってきた「いとかわ」の微粒子鉱物分析にかかわった科学者ならではの秘蔵のお話を聞く機会に恵まれました。




急遽決まった竹鼻中学校体育館での講演会