平成28年度第三回羽島市伝統芸能演奏会【静止画編】H28.01.30掲載
平成28年度・第3回羽島市伝統芸能演奏会【動画編】
主催・羽島市伝統芸能継承者育成の会
H27.02.23(土)羽島市文化センターみのぎくホール
第3回羽島市伝統芸能継承者育成の会 演奏会ごあいさつ 会長 不破 洋
. 寒い中、演奏会へ多数の方々に足をお運び頂き、厚く御礼申し上げます。
.ただ今から、第三回羽島市伝統芸能継承者育成の会 演奏会を開催させていただきます。
今回から、舞台の内容が一変いたします。第二回までは、私たち大人主導の舞台でしたが、今回から将来
の伝統芸能をを担っていただける「子供たち主体」の演奏会の姿を見ていただけると思います。
最初の舞台は、竹鼻小総合学習お囃子チームで、竹鼻祭の山車曳航のお囃子を演奏して頂きます。
竹鼻小学校の花村重男校長、教務担当の先生、地域でお囃子の指導者・岩田光義さんや山車保存会
の伊藤さん達、お囃子関係者のみなさんのお陰で、児童たちだけで演奏出来るようになりました。
児童たちだけの演奏は、5番目に演奏していただく、笠松小学校の「箏子供教室」も同じ、学校の近所
の日原典子さんに20年に渡って習っています。笠松小の箏教室は2階の日当たりの良い40畳の畳の
和室で、校長先生の近藤恵美子先生のお骨折りで、箏を正座して弾ける環境を整えていただいたと聞
いております。
今日発表の「六段の調」は、邦楽の代表的な箏曲で、江戸時代の1600年代から続いている名曲に挑戦
しています。
六段の次は「コンドルは飛んでゆく」と言う洋楽です。洋楽はドレミファソラシドの洋音階です。六段
の和音階から、素早く洋音階に箏の調律を変えるのも児童たちが自分で行います。こうした自立した
姿もご覧いただきたいと思います。
. 継承者育成では「お能」も頑張っておられます。昨年は「高砂」を、今年は「天の羽衣伝説」で有名な
「羽衣」を演じられます。
伴奏は 岩田さんを中心とした「お囃子保存会」の子供たちとコラボで行われます。
. 伝統芸能の部では羽島市が誇る「平方勢獅子」平方地区のお囃子の生演奏で、勇壮に演じられます。
獅子を舞う二人の青年のきびきびした動きをお楽しみください。
今回特別にお願いして、安城の「三河万歳」を演じていただきます。安城の三河万歳保存会の杉浦重雄
さんに、三河万歳の成り立ちとか、苦労話などのお話をお願いしてあります。
「三河万歳」は、昭和20年代後半から30年代に、ここ羽島の地でも、お正月に門付万歳として、三河
万歳を演じる方もおられました。お祝いのめでたい言葉でつづられていたのを覚えておられる方もある
と思います。 歌詞は聞いただけではわかりにくいので、プログラのムの中に入れさせていただきまし
た。お楽しみにしてください。
長々とお話しさせていただきましたが、市や町の教育委員会・学校関係者・児童の指導に当たってお
られるな関係者の皆様方のお陰と、子供たちを快く送り出していただけるご家族の皆様のお陰で、子供
たちが、 将来、日本の伝統芸能の継承者となって頂けると信じて、御挨拶とさせていただきます。
1.第3回羽島市伝統芸能継承者育成演奏会 開会式典
2.竹鼻まつり山車のお囃子保存会・・・竹鼻小学校お囃子クラブ
3.平方勢獅子 ・・・平方勢獅子
4.能 「高 砂」(竹鼻祭山車の演出)
4.能 「高 砂」(竹鼻祭山車の演出) ・・・続き。
5.三河万歳・・・・安城市三河万歳保存会の方々 5名
6.羽島邦楽三曲会「千鳥の曲」
6.羽島邦楽三曲会「千鳥の曲」・・・続き。
7.笠松小児童箏教室合奏
1.六段の調べ 2.コンドルは飛んで行く
8.ふるさと全員 合唱・・・1番は舞台演奏。2番-3番は客席と大合唱
舞台・・・総合司会------森 充宏
舞台進行・・・平古直樹