1.ホモサピエンスが日本列島へ 
           
~縄文人文化の北海道出の開花~

  縄文土器が始まったは乳頭状突起土器と尖底土器のどちらかかは分かりませんが、
初期の土器は土器底が尖った「尖底土器」から始まった事が分かりました。中でも帯広
市大正地区で見つかった14.000年前の乳頭状突起の土器や函館市住吉遺跡の土器は
場所が離れていますが尖底の先が乳頭状で似ています。偶然の一致か乳房を想定した
ものかは
計り知れません。いずれにしても、縄文土器の始まりは北海道から始まったのでは無いかと
考えます。 日本で1番古い土器は青森県大平山元遺跡と言われていますが、土器片の為、立体的な
土器として確認できたのは、帯広市大正遺跡から発掘された乳頭状土器が一番古いと思っています。