18.中国地方
3.山口県
1.土井が浜-フィールド・・・2012.04.28〜29
「土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム」
土井ヶ浜遺跡(どいがはまいせき)は、山口県下関市豊北町土井ヶ浜にある弥生時代前期から中期の墓地遺跡。響灘の海岸から300メートルほど入ったところにある。土井ヶ浜遺跡からは約300体の弥生時代の人骨が出土。 縄文人と全く異なる弥生人骨が300体余り完全な形で出土。埋葬人骨は、体の軸がほぼ東西になるように埋葬。頭をやや上げて高くし、顔が西側を向くように葬られていた。(渡来した弥生人の故郷、西方の「中国」の方へ向けているとの説もある)
埋葬方法には、
@遺体を入れるための穴を掘るだけの土壙墓(地面に穴を掘っただけのもの。全体の90%を占めている)・・・代表の墓=『鵜を抱く女』=葬されるときに鵜が一緒に埋葬されていた。
Aやや大きな板石を箱型に組み遺体を収納する石棺墓(石棺墓には5体の人骨が追葬)
B遺体の周囲や両側あるいは一部を石で囲った配石(石囲)墓。
C遺体の四隅に石を配置する墓。
D多くの頭蓋骨が集められた複葬墓。
第124号人骨。この人骨の胸から腰にかけて15本の石鏃が打ち込まれていた。
至近距離から打ち込まれたものとされ、土井ヶ浜のムラを守るために戦った戦士
であったとも考えられている。
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