主催・正和会
場所・名古屋市瑞穂区文化小劇場
時・平成30年6月24日(日)午前10時～午後6時
正和会は昭和26年に発足し、関東・関西でも数少ない、尺八一人吹きでの「三曲合奏」の伝統が守られ、今年で70回の記念演奏会となりました。昭和40年ごろから隆盛期に入り、４０曲のエントリーになり、午前９時から午後7～８時まで、尺八の腕を奮う猛者が揃い、佐藤正和検校の遺徳をしのんで、加藤竹堂師と岩田翔園師で創設された「正和会」が、いつしか別名「天狗会」と呼称される演奏会となりました。
諸流派合同とは西園流・琴古流・都山流・上田流・晃山流各流派の人々が三曲合奏で腕を競う会。基本的に一丁一面一管で暗譜でしたが、時代が下がってくると一管は守られていますが、箏・三弦は複数人数でも「可」になってきました。最近では尺八も暗譜の人は少なくなってきました。第７０回記念演奏会の今年は３４曲が競演されました。
第70回 諸流尺八合同競演会・・・・報告おしまい