令和5年度春季 三曲名流演奏会 国立劇場さよなら演奏会
   
琴古流尺八 竹友社 本曲 雲井獅子 R5.05.12 up
  
所・国立劇場大劇場
  時・令和5年4月30日 

【 惜 別 】
 一抹の寂しさを感じながら国立劇場に到着。明治44年(1911)年に国立劇場の前身・帝国劇場は
富国強兵に沸いた明治維新では、見向きもされなかった文化芸能の殿堂造りが、明治の終わりに
やっと建設されました。

 東京大空襲で焼け野が原になった東京で、戦後10年もたった昭和31年に国立劇場建設の計画
が具体化、校倉造の正倉院を模した外観とした案が昭和36(1963)年に選択され、3年後の昭和39
(1966)年10月に竣工しました。

 以来、ここ国立劇場で「晴れの舞台」を踏んだ多くの方々、回り舞台の意外に早く、静かに回転す
るのに驚いた方々。初舞台では人それぞれの思い出を残してくれた国立劇場。

 とりわけ、日本の伝統芸能の至高の芸を披露された多くの名人の方々の、思い出深い国立劇場
が50年たって老朽化したため、令和5年10月で閉館し、新たに5年後の2029年秋に複合施設とな
って完成予定だそうです。

・・・・・・さようなら、思い出深い国立劇場。。。






















令和5年度春季 三曲名流演奏会 国立劇場さよなら演奏会
   
琴古流尺八 竹友社 本曲 雲井獅子・・・おしまい