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       不破姓の由来
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一説に、古代(古墳時代)青銅器の部族を渡来系の鉄器・鉄剣を持つ部族が戦力で青銅器部族を圧倒して打ち破った。奈良・倭国部族に属した鉄器・鉄剣を製造出来る「金山彦命」は「戦で破れない」の代名詞となり、後に「不破」の姓を賜った・・とある。金山彦命(一族)は後年「不破の関」の関守となり、不破郡関ケ原から垂井・大垣・安八・神戸・養老・墨俣にいたる広範囲を治める見野命(美濃領主)として、現在の岐阜県 西濃地域を領地としていた。鉄器は金生山・垂井・関が原・養老にかけて鉄鉱石を掘り出し、出雲・播磨・美作の「タタラ製鉄」に比肩する、倭の国(大和時代以前)の鉄器製造に当たった「渡来系」の人々が祖先と思われる。金山彦命は「金気一切を司る神」として倭の公権力より認知された金属精錬の神として、先の多くの神々を集積したものであろうか。青銅器以来の新しい「製鉄の神」として「金山彦命」の「神名・命」をあたえられたのではないか。この時代は文字の無い古墳時代後期ではないかと推測されるが、本当の時代は想像の域を出ない。

出典----------- (宇治拾遺物語)との事であるが、未調査。


岐阜県・西濃地域(下記地図)

大垣市
海津市
養老町
上石津町
垂井町
関ヶ原町
神戸町
輪之内町
安八町
墨俣町
揖斐川町
大野町
池田町