三重県名張市・近鉄美旗駅近くに散在する古墳群
8.名張・美旗古墳群-馬塚古墳(うまづかこふん)
美旗古墳群(みはたこふんぐん)は、三重県名張市東部に所在する古墳群である。 伊賀地方を代表する古墳群としてきわめて重要であるとして、1978年(昭和53年)10月17日、国の史跡に指定された。古墳時代の前期から後期にかけて、地域を支配した有力者によって築造され、伊賀地方で最大規模の古墳群が営まれている。現存しているのは、5基の前方後円墳と横穴式石室を持つ円墳1基、方墳1基で、カブト塚・矢羽塚・玉塚などの方墳と円墳の多くは消滅している。
〔馬塚古墳〕美旗古墳美群の中で最も大きな前方後円墳です。全長142m、後円部直径98m、前方部幅は100m 高さ14m 巾7m~25mの周濠をもつ。あります。墳丘の前面は葺石(高塚の盛り土の丘を覆う石塊で川原石や山石などが用いられる)で覆われています。前方と後円の接合部両側に造り出しがあり、まわりには、幅7mから広いところで25mの周濠が見られます。
三重県名張市・近鉄美旗駅近くに散在する古墳群
8.名張・美旗古墳群-馬塚古墳(うまづかこふん)
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