16.岐阜県関市関連史跡
  
 1.弥勒寺遺跡
  弥勒寺跡(みろくじあと)は、岐阜県関市池尻の史跡。白鳳時代に廃寺だった弥勒寺を再興した円空が元禄2年から8年まで僧籍を置いた寺の跡地で、1953年に石田茂作による発掘調査が行われ、1959年に国指定史跡に指定された。法起寺式の伽藍配置をとる寺で講堂、塔、金堂、南門、掘立柱塀、掘立柱建物、竪穴住居などが発掘されている。1980年に保存管理計画が策定され弥勒寺跡史跡公園として整備されている。この一帯は国指定史跡の弥勒寺官衙遺跡(弥勒寺東遺跡)、弥勒寺西遺跡があり弥勒寺官衙遺跡群として発掘調査が継続されている

関エリアの観光・文化 弥勒寺遺跡 より
  弥勒寺遺跡群は、岐阜県関市池尻の長良川畔に展開し、古墳時代終末期のムゲツ氏が築造したと考えられる池尻大塚古墳(方墳)・7世紀後半の同氏の拠点及び律令制下(奈良時代〜平安時代)の武義郡衙に比定される弥勒寺東遺跡・祭祀遺跡の弥勒寺西遺跡が隣接し、寺院造営を契機とする在地支配の変容や、律令制下の地方官衙の営みの全てを考古学的に知ることができる、極めて稀な例として注目されています(以下省略)












































16.岐阜県関市関連史跡
  
 1.弥勒寺遺跡・・・・・おしまい
  次は関市池尻・遊行僧 圓空の墓に続く。