14.鹿児島県
(1)上野原縄文の森展示館-1(上野原縄文の森の位置と成り立ち)
上野原遺跡は,南に鹿児島湾や桜島,北に霧島連山を望む,鹿児島県霧島市東部の標高約250mの台地上にあります。約9,500年前には定住したムラがつくられ,また約7,500年前には儀式を行う場として,森の恵みを受け,縄文時代の早い段階から多彩な文化が開花し,個性豊かな縄文文化がきずかれました。約3,500年前にはおとし穴をつくり,狩り場となり,約2,500年前〜約2,000年前,約1,600年前〜800年前にかけては,再び台地上に人々が住みムラをきずきました。また,第2次世界大戦中には軍事施設もつくられ,戦後は畑として広く利用されていたことがわかりました。
鹿児島県上野原遺跡の紹介より
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