2.羽島の未来を築く会・茶道クラブ 初めての「お茶事」
        時・令和6年5月19日(日)am10:00~pm3:00  所・洗心庵 
        1.洗心庵
        2.懐石料理
        3.急な雨の迎え付け と 初座席入り


        
4.懐石


    初めての懐石としては、良くできました。
  反省・1.ごはんと御汁の蓋は合わせて折敷膳の右外に置きます。
      2.ご飯は「横一文字」ですが、斜めになっています。
      3.食事中のお箸は折敷膳の左の縁に、箸先が上に向くよう置きます。

      見事な懐石のお料理に、感心しきりのお客様。





  焼き物も出され、お預け鉢進肴も出されて、二献目の、お銚子のお酒を御正客から順番に。
  皆さんお車で来られましたので、お酒の代わりに「ノンアルコールの梅サワー」で代替しました。





 形だけで、お茶事の順番を学習するために「千鳥」を行いました。

「」
 お茶事も進み「箸洗い」が出され、このあと、「八寸」で三献目が出されます。


「八寸」は、お洒落な「曲げ竹八寸」に海のものは小魚を出す予定でしたが、買い忘れて
貝柱の縁側を出しました。(本当はまかない食)すみません。山のものは季節の「お多福豆」
を出しましたが、置き場所が上下逆で、左下が「海の物」、右上が「山の物」が定位置です。
  取り箸の位置も、八寸の下側右よりに箸先をおろしておきます。(縁高八寸の時は別)


 お料理も済み、「香の物」と「湯斗」が運ばれてきます。


 お詰めが湯斗」通い口に返します。




お膳の運び出しがあり、初炭の後、「主菓子」が運ばれてきます。


 半東は、運び出しの合間に、笑顔で会釈して帰ります。

             主菓子


                         なんと、主菓子は『蛤」


   「浜たから」…愛知(一宮市)・川村屋賀峯総本店


「浜たから」…中のこげ茶色のものは、浜納豆(浜名納豆の略)は、蒸した大豆を小麦粉で
まぶし、麹菌で発酵させ、半年間塩水につけた後、天日で乾燥して、しょうが、さんしょう、
けしなどの香料を加えた粒上のもので、浜松市の大福寺で作り始めたものだそうです。





  食べるのには、黒文字を使わず、開けた蛤の蓋で、小口に掻き取り食べます。
  見て驚き、開けてビックリ、琥珀色で美しく、食べて楽しく笑顔になります。


   主菓子を食べて頂いた後は、中立です。 晴れて来たので、草履を洗心庵の踏み石に用意して、
   一旦、腰掛待合「洗心亭」へ。客はお手洗いなど済ませ、亭主は後座の準備をします。





    4.懐石・・・おしまい

      次は、中立 へ