2.羽島の未来を築く会・茶道クラブ 初めての「お茶事」
時・令和6年5月19日(日)am10:00~pm3:00 所・洗心庵
1.洗心庵
2.懐石料理
3.急な雨の迎え付け と 初座席入り
4.懐石
5.中立
6.お濃茶席
7.薄茶席
「みずのいろ」は、寒天とお砂糖を煮詰めたものを極力薄く、乾燥させて水滴の
ように仕上げられた干菓子。並べると、まるで虹の様に美しく、はらりと口溶けす
る銘菓です。
陰半東の所には、白い茶碗が回ってきました。数年間行方不明でしたが
偶然出てきて、久しぶりの対面です。自作の茶碗で銘=「初雪」
お道具拝見
茶杓も自作で銘=「若菜」
本日の寄り付きの『双蝶」と、初座の「胡蝶夢」と茶杓の「若菜」・・・・・
蝶に纏わる「お茶事」のおもてなしです。
白棗・近江八景
8.薄茶席・・・・・終り
1.洗心庵
2.懐石料理
3.急な雨の迎え付け と 初座席入り
4.懐石
5.中立
6.お濃茶席
7.薄茶席
胡蝶の夢
原文
昔者莊周夢爲胡蝶。栩栩然胡蝶也。
自喩適志與。不知周也。俄然覺、則蘧蘧然周也。
不知、周之夢爲胡蝶與、胡蝶之夢爲周與。
周與胡蝶、則必有分矣。此之謂物化。
訳 文
以前のこと、わたし荘周(荘子)は夢の中で胡蝶となった。喜々として胡蝶になりきっていた。
自分でも楽しくて心ゆくばかりに ひらひらと舞っていた。荘周であることは全く念頭になかった。はっと目が覚めると、これはしたり、荘周ではないか。
ところで、荘周である私が夢の中で胡蝶となったのか、自分は実は胡蝶であって、いま夢を見て荘周となっているのか、いずれが本当か私にはわからない。
荘周と胡蝶とには確かに、形の上では区別があるはずだ。
これが物化(区別すること)というものである。
真の意は
1. 現実と夢の区別がつかないこと
2. 物事は移ろいやすく日々変化しています
3. 人生とはかないものです
人生は胡蝶の夢のように、はかなく移ろいゆくものです。
だからこそ、今この瞬間を大切に過ごしていきたいものです。